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3月11日に発生した東日本大震災では2万人を遙かに超える大変多くの方々がお亡くなりになったり行方がわからなくなっておられます。こうした方々に心より哀悼の意を表したいと思います。また多くの被災された方々にも心よりお見舞いを申し上げます。 連日放映される現地の悲惨な状況を見ておりますと、文明や人間が築き上げた社会というものがいかにもろいものであるかを思い知らされると同時に、それでも負けてなるものかと歯を食いしばって頑張っておられる現地の人々の意志の力には崇高なものを感じます。 私たちに今できることは、心の深いところで思いを常に東北の空に向け、一時たりとも惨状を忘れることなく粛々と事業を続ける以外にはありません。どんなことがあっても日本の伝統文化はしっかり守っていくという強い心で館員一同、今後も臨んでいきたいと思います。
京都国立博物館館長
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