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彫刻/名品紹介

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A:梵天
B:帝釈天
C:火天
D:日天
E:風天
F:自在天
G:毘沙門天

図

行道十二天面梵天(ぼんてんめん)



木造彩色(桐材)
総長32.1cm 耳張18.4cm
高(鼻で)10.3cm
平安時代後期(10世紀末)
重要文化財
京都国立博物館
C甲18

教王護国寺に伝来したわが国最古の行道(ぎょうどう)面の1つ。現存する7面は長保 2年(1000)の同寺宝蔵の火災に取り出された十二天面に当るものと思われ、3面は桐材、 4面は檜材で造られている。面裏には墨書で、同寺塔供養のため、応徳3年(1086)と建 武元年(1334)の再度にわたって修理した由が記され、現在の彩色はおそらく後者の時期 に更新されたものであろう。梵天面はやや面長(おもなが)で、瞼(まぶた)や頬に柔ら かい膨らみをみせ、眼は小さく伏し眼がちに、唇小さく、総じて夢幻的な情感を漂わせて いる。10世紀末ごろ、仏師定朝(じょうちょう)の父といわれる康尚(こうじょう)が活 躍していた時期の作風にきわめてふさわしい。

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