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絵画・肖像画/名品紹介

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A:顔部分
B:袍文様部分
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図

源頼朝像(みなもとのよりともぞう)



絹本著色
(頼朝)143.0×112.8cm
鎌倉時代(13世紀)
京都 神護寺
国宝

神護寺仙洞院に、後白河法皇像とともに安置されていた源頼朝、平重盛、藤原光能(みつよし)、平業房(たいらのなりふさ)の画像のうちの一部とみられ、他に光能像が残っている。
強装束の肩を強く張り、その端から直線的に下りる袖の作り出す三角形の安定した構図には重厚さがあり、院政期の耽美的な絵画とは全く異なる新しい感覚を示している。また袍の唐草の文様には形式化や型くずれのない新鮮さが感じられ、また相好に見られる微妙な立体感の表現には、鎌倉前期の写実の精神がみられる。似絵の名手藤原隆信筆と伝えるが、小型の紙絵の肖像を意味する「似絵」とは一線を画すものである。しかしながら鎌倉前期の大和絵肖像画の代表的傑作である。

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