1辺約39cm 厚約8cm
飛鳥時代(7世紀後半)
奈良県高市郡明日香村岡出土
奈良 岡寺
重要文化財
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平面がほぼ正方形の瓦質のせんであり、1面を文様面とする。文様面は幅約3.8cmの外縁がめぐるがここは無文である。内区には跪づいて両手で領巾を掲げ、天空を仰ぎ見る天人をレリーフ状に表している。身にまとっている天衣は優雅になびいている。髪は上方に逆立つものと、下方に垂れ下がるものとが見られる。天空から舞い降りてきた姿を表すものであろう。わが国では文様せんは類例がきわめて少なく、良く似た作りで、岡寺出土と伝える鳳凰文のせんが見られる程度である。おそらく新羅(しらぎ)の影響を受けたものと考えられ、本尊須弥壇(しゅみだん)の腰などにはめ込まれたものであろう。
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