名品紹介

唐三彩馬俑(とうさんさいばよう)

唐三彩馬俑

黒白1対の馬俑である。黒い馬は全体を濃い褐色の釉でおおい、金属的な光沢をみせ、 白い馬は白土で作った躰を黄土でおおい、白泥で斑点を描き、その上から白釉をかけて白 斑のある淡紅色の不思議な色調を得ている、黒は金鹿毛(きんしかげ)、白は連銭白栗毛 (れんせんしろくりげ)と呼ばれる珍らしい種類の毛並をあらわしている。特に濃い褐釉 で表わされた黒い馬の釉調は他に類をみないものであろう。鞍覆(おお)いや馬具類にも 美しい三彩釉がかけられ、馬の毛並ひとつにも、これほど手のこんだものはあまり知られ ていない。数多く伝えられる三彩馬俑の中でも、最も優れた作品の1つであろう。

白:高71.2cm 長82.5cm
黒:高70.0cm 長76.5cm
中国 唐時代(8世紀)
重要美術品
銭高衣子氏寄贈
京都国立博物館
G甲214

拡大図


京都国立博物館 Twitter

ご来館くださる皆様へ
京都国立博物館からのお願い

↑ ページのトップへ