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特集陳列

伊藤若冲



【会期】2005年2月16日(水)〜3月27日(日)

【会場】平常展示館 11・12室

【料金】通常の観覧料金でご覧いただけます。

   二〇〇〇年に「没後二〇〇年 若冲」と題する特別展覧会を開催したのを契機に、伊藤若冲(一七一六―一八〇〇)は大きなブームとなりました。いまもそれは続いているようです。教科書に載るようになったばかりか、ビデオ・クリップで使われたり、最近ではペット・ボトルのデザインにも採用されました。
 若冲は、生前、ある寺の住職に、自分の絵が本当に理解されるのは二〇〇年後のことだろう、といったとか。本当のことだとすれば、それが実現したのですから愉しい話ではありませんか。
 展覧会が終了したのちも、若冲の作品は平常展示にいくつか展示して来ましたが、久しぶりに若冲がズラリと並ぶところをお見せしようとするのが、この企画です。
 従来からの館蔵品や寄託品に加え、新たに館蔵品になったもの、最近になって寄託されたものも展示されます。諸種の事情で展覧会に出品されなかった作品や、展覧会以後に発見されたものも展示する予定です。特別展覧会を観た方も観なかった方も、充分に愉しんでいただける内容になるものと思います。
 奇しくも、この4月12日からは、若冲と同じ町人階級出身で、しかも同じ時期に活躍した曾我蕭白(一七三〇―八一)の作品を一堂に集めた展覧会を開催します。その作風はまったく異なる二人ですが、江戸時代中期の京都がもっていた凄じい文化的エネルギーが生んだ画家であることは変わりません。

 

 

百犬図 伊藤若冲筆 
江戸時代




主な展示作品


作品名 所蔵者
海宝寺旧蔵群鶏図障壁画 当館蔵
石灯籠図屏風
墨竹図
果蔬涅槃図
石峰寺図
拓版乗興舟画巻
群鶏図押絵貼屏風  
燕子花小禽図  
鶏頭蟷螂図  
百犬図  
蟹図  
松竹梅群鶴図  
猿蟹図  
隠元豆双鶏図  
柳下双鶏・豆下双鶏図  
和人物図  
拓版玄圃瑤華ほか