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近世絵画/作品紹介
Title

作品写真 作品写真
■2007年9月5日(水)〜9月30日(日)

国宝
風神雷神図屏風 俵屋宗達筆


桃山時代
(建仁寺蔵)



 このたび、建仁寺より寄託されている「国宝 風神雷神図屏風 俵屋 宗達筆」が9月5日から30日まで平常展示館11室にて展示されることになりました。
 款記も印章もそなわらないこの屏風が、俵屋宗達(生没年不詳)であることを疑う人はおりません。
 ここに貼りつめられた金箔は、描かれる物象の形を際立たせ、金自体が本然的にもっている装飾的効果として働いています。そればかりではなく、この屏風においては、金箔の部分は無限の奥行をもつある濃密な空間に変質しています。つまり、この金箔は、単なる装飾であることを超えて、無限空間のただなかに現れた鬼神を描くという表現意識を裏打ちするものとして、明確な存在理由をもっています。傑作と呼ばれるゆえんがここにあります。
誰しも教科書などで一度は目にしたことのある作品であり、また展示のお問い合わせが最も多い作品でもあります。しかし作品保護のため展示日数の制限があり、なかなか実際に出会えない作品でもありますので、是非ともこの機会にご覧下さい。

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