これまでの展示

閻魔と地蔵
2017年6月13日 ~ 2017年9月 3日

 日本の夏の風物詩といえる「お盆」ですが、もともとは盂蘭盆会といい、その源流はインドにあります。この日は祖先の供養をする日ですが、地獄の釜が開く日ともいわれています。その地獄をつかさどるのが閻魔大王です。閻魔も本来はインドの地獄の神ヤマですが、それが中国では道教の神々と習合して、閻魔を中心とする十王という考えを生みました。いわば地獄の裁判官たちです。今回の陳列では、木津川市加茂町の常念寺からお預かりしている十王像とともに、地獄からの救済者である地蔵菩薩を特集して展示いたします。本特集が恐ろしい地獄へと思いをはせ、日ごろのおこないをふりかえる機会となれば幸いです。

展示作品リスト【閻魔と地蔵】

指定 作品名 員数 所蔵  
地蔵菩薩立像 1躯 京都・常念寺
奪衣婆坐像 珍慶作 1躯 京都・常念寺
十王坐像 珍慶作 10躯 京都・常念寺
倶生神坐像 珍慶作 2躯 京都・常念寺
重文 厨子入千躰地蔵菩薩像 1基 京都・報恩寺
重文 地蔵菩薩坐像 1躯 京都・新町地蔵保存会
重文 地蔵菩薩踏下像 1躯 滋賀・御影堂新善光寺
重文 地蔵菩薩立像 院浄作 1躯 京都市
重文 地蔵菩薩立像 1躯 徳島・鶴林寺
地蔵菩薩立像 内山永久寺上乗院伝来 1躯
地蔵菩薩立像 1躯 京都・法性寺

*展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。

日本の彫刻
2017年6月13日 ~ 2017年9月3日

江戸時代以前の日本の彫刻はほとんどが宗教的なものです。仏教を本格的に受容した7世紀以来、仏像の製作が盛んになりましたが、姿形はインドから中国を経由して伝わったため、それらの国の影響を受けています。その中で日本彫刻の特色は、木を用いたものが多いこと、それに伴って寄木造、玉眼等独特の技法を発達させたことが挙げられます。それぞれの時代に大陸の影響を受けて日本化することを繰り返したため、仏像の作風はさまざまです。

展示作品リスト【日本の彫刻】

指定 作品名 員数 所蔵  
十一面観音立像 1躯 京都・般若寺
重文 十一面観音立像 1躯 京都・妙傳寺(八瀬)
重文 千手観音立像 湛慶作 1躯 京都・妙法院
国宝 不動明王坐像 行快作 1躯 大阪・金剛寺 音声ガイド
国宝 大日如来坐像 1躯 大阪・金剛寺 音声ガイド

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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