これまでの展示

古写経と字すがた
2016年9月13日 ~ 2016年10月 2日

仏の教えを記した「経典」の文字は、書き写された瞬間に「人言」から「仏言」へと昇華します。したがって、そこに求められたのは、ひたすら誤りなく書き写すということでした。何だかこのように聞くと、画一的な印象をうけるかも知れませんが、そうではありません。とりわけ古い時代に書写した経典、いわゆる「古写経」において、色とりどりの料紙、あるいは時代ごとに変遷する字すがたなどは、大きな見どころといって良いでしょう。古写経が仏教史のみならず、書道史や美術史でも重要とされる所以であります。今回の展示では、わが国を代表する古写経コレクションとして知られる「守屋コレクション」を中心に、その魅力に迫ります。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵
国宝 浄名玄論巻第六 八巻のうち一巻 京都国立博物館 音声ガイド
国宝 大般若経巻第三百四十八〈和銅経〉 百四十二帖のうち一帖 太平寺
重文 根本説一切有部百一羯磨巻第八〈五月一日経〉 一巻 文化庁
国宝 千手千眼陀羅尼経残巻〈玄昉願経〉 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
音声ガイド
重文 解深密経巻第四〈金砂子色麻紙〉 一巻 青蓮院
華厳経巻第三十三残巻〈二月堂焼経〉 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
大方広獅子吼経 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
重文 法華経巻第一 八巻のうち一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
重文 観自在菩薩如意輪瑜伽法要残巻 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
重文 法華経巻第一〈藍紙本〉 七巻のうち一巻 立本寺
重文 法華経如来神力品第二十一〈一字蓮台法華経〉 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
音声ガイド
重文 法華経巻第六〈一字宝塔法華経〉 九巻のうち一巻 本満寺
仏説観無量寿経 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
重美 大乗悲分陀利経巻第六〈中尊寺経〉 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
華厳経巻第十九残巻〈泉福寺焼経〉 一巻 京都国立博物館
国宝 法華経巻第八〈運慶願経〉 一巻

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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