これまでの展示

中世の古写経
2017年2月 7日 ~ 2017年3月12日

「古写経」と聞いて、多くの方がイメージするのは、奈良時代あるいは平安時代の遺品ではないでしょうか。しかし、時代が中世へと移り、中国から版本の一切経が大量にもたらされても、「書き写す」という営為は連綿と行われました。この時期の写経は、個人的な作善としての性格を強めたことから、僧侶だけでなく、公家や武家、さらには天皇など、さまざまな階層の人々が作製へと関与した点が特徴といえるでしょう。今回の展示は、従来、あまり注目されることのない中世の写経にスポットをあて、その多様性とともに、知られざる魅力を紹介いたします。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵
重文 法華経巻第一 十巻のうち一巻 京都・本隆寺
菩薩本行経巻上〈色定法師一筆一切経〉 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
音声ガイド
重美 八名普蜜陀羅尼経 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
摩訶般若波羅蜜経巻第三十九 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
大般若経巻第二百五十五残巻〈法覚一筆経〉 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
重文 法華経巻第一 伏見天皇宸翰 紙背後深草天皇宸翰消息 八巻のうち一巻 京都・妙蓮寺
重文 法華経巻第二 万里小路宣房筆 一巻 京都・天授院
大陀羅尼末法中一字心呪経 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
大般若経巻第五百九十五〈足利尊氏願経〉 一帖 京都国立博物館
過去荘厳劫千仏名経巻上 三巻のうち一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
大般若経巻第四十八〈長恩一筆経〉 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)
説一切有部顕宗論巻第十五〈北野経王堂一切経〉 一帖 京都国立博物館 音声ガイド
重文 金剛般若経 後奈良天皇宸翰 一帖 京都・正受院
仮名法華経 普賢菩薩勧発品第二十八 一巻 京都国立博物館
(守屋コレクション)

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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