これまでの展示

江戸時代の蒔絵
2015年1月14日 ~ 2015年2月22日

蒔絵は、ウルシの樹液の接着力を利用して、器物の表面に金属粉を固定し、文様を作る技法です。また、この技法で作られた工芸品を指すこともあります。熟練した職人による大変な手間と暇がかかり、材料も高価なため、古代から中世のあいだは、一部の富裕者のみが楽しむものでした。江戸時代になると、武士階級もさることながら、町人階級にも金銭的な余裕を持つ人々が現われます。彼らは香道や能楽を嗜み、趣向を凝らした蒔絵を注文し、これを見せあって楽しみました。その結果、家格を誇示するための高級品ばかりでなく、さまざまな美意識を反映した作品が生み出され、今日に伝えられました。木製品ながら宝石のように輝く精緻な蒔絵を、どうぞお楽しみください。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵  
  梅に菊蒔絵印籠 1合 京都国立博物館  
  垣に鉄線蒔絵螺鈿印籠 1合 京都国立博物館  
  千歳蒔絵螺鈿印籠 1合 京都国立博物館  
  窓に梅蒔絵漆絵螺鈿印籠 1合 京都国立博物館  
  帆柱蒔絵螺鈿印籠  「土田宗悦(花押)」銘 1合 京都国立博物館  
  薄蒔絵螺鈿印籠 1合 京都国立博物館  
  唐獅子蒔絵印籠 1合 京都国立博物館  
  野馬蒔絵印籠 「光斎」銘 1合 京都国立博物館  
  業平東下り蒔絵印籠 1合 京都国立博物館  
  秋草鹿蒔絵象嵌印籠 1合 京都国立博物館  
  鶴蒔絵印籠 「梶川作」銘 1合 京都国立博物館  
  木魚蒔絵印籠 1合 京都国立博物館  
  笑靨櫻獦子鳥蒔絵印籠 初代飯塚桃葉作 1合 京都国立博物館  
  豆藤小陵鳥蒔絵印籠 初代飯塚桃葉作 1合 京都国立博物館  
  曳船蒔絵螺鈿箱 1合    
  漁り蒔絵螺鈿箱 1合    
  元結蒔絵香箱 1合    
  誰が袖蒔絵螺鈿沈箱 1合    
  釣花生蒔絵象嵌硯箱 笠翁細工 1合   音声ガイド
  象蒔絵象嵌色紙箱 笠翁細工 1合    
  月兎蒔絵象嵌盆 笠翁細工 1面    
  夕顔蒔絵象嵌料紙・硯箱 笠翁細工 1具    
  芦ニ翡翠象嵌聯 笠翁細工 1聯    
  宝露台蒔絵象嵌聯 笠翁細工 1聯    
  龍笛 銘朝嵐 桜蒔絵笛筒 原羊遊斎作 1具 八坂神社  
  うんすんかるた蒔絵小鼓胴 1挺    
  椿蒔絵大鼓胴 1挺 神光院  
  大亀蒔絵太鼓胴 1口    
  蜀江文蒔絵十種香箱 1具 京都国立博物館  
  梅に松蒔絵十種香箱 1具 霊鑑寺  
  綾杉地獅子牡丹葵紋蒔絵懸盤 1基 東福寺  
  綾杉地獅子牡丹葵紋蒔絵提子・徳利・椀蓋 1括 東福寺 音声ガイド
  牡丹唐草藤紋蒔絵懸盤・椀 1具 東福寺  
  子日蒔絵螺鈿棚 1基 京都国立博物館  
  水車蒔絵棚 1基 京都国立博物館  
  海松貝蒔絵螺鈿厨子棚 1基 三時知恩寺  
  葛蒔絵棚 1基 京都国立博物館  
  桐唐草鶴丸紋蒔絵阿古陀香炉 1箇    
  八代集 1具のうち 京都国立博物館  
  橋桁蒔絵硯箱 1合 京都国立博物館  

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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