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大蔵会関連展示 禅僧の肖像画―頂相
2015年8月11日 ~ 2015年9月13日

禅僧の肖像画を頂相(ちんそう)と呼びます。頂相とは、本来はけっしてのぞき見ることのできない崇高な如来の頭頂部の相を指す言葉でしたが、師に対する崇敬の念から、その肖像画(彫刻も含む)をこう呼ぶようになりました。頂相の用途はさまざまですが、最も重要なのは嗣法(すほう)の証明とされたこと。つまり、師から法語や袈裟を賜る場合と同様、弟子が用意した師の頂相に師が着賛し戻すことで、弟子は師の法を正式に嗣いだとみなされました。こうした禅宗特有のシステムは既に南宋時代には一般化していたらしく、わが国でも中国からの渡来僧や日本の留学僧たちによって、徐々に定着していきました。およそ十三世紀の後半頃、鎌倉時代のことです。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド
重文 円爾像 自賛 1幅 万寿寺  
重文 山叟慧雲像 自賛 1幅 正覚庵  
重文 兀庵普寧像 自賛 長嘉筆 1幅 正伝寺  
重文 一翁院豪像 自賛 1幅 大聖寺  
重文 白雲慧暁像(紙形) 1枚 栗棘庵  
重文 闡提正具像 自賛 1幅 大中院  
重文 夢窓疎石像 東陵永璵賛 1幅 鹿王院  
重文 黙庵周諭像 自賛 1幅 京都国立博物館  
重文 天境霊致像 自賛 1幅 聴松院  

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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