■ 開催概要  

 特別展覧会「憧れのヨーロッパ陶磁」に出展される色絵楽奏猿像「猿のオーケストラ」。フリッツ・ホッホベルク伯爵から贈られたマイセンですが、この猿たちが持っている楽器は1760年代のもの。型を作った当時、果たしてヨーロッパではどのような音楽が聞かれていたのでしょうか…。当公演では「当時の楽器」を使い、ハイドンやモーツァルトの音楽をその時代の音として再現します。音楽を通してマイセンの魅力を実感できるという企画です。
 演奏はドイツの名手クリスティーネ・ショルンスハイムとチェンバロの中野振一郎を師とする若きフォルテピアノ奏者・高田泰治と、「ウィーン仕込みの古典派」が魅力のヴァイオリン奏者・大谷史子。指揮者・延原武春のお話しとともに展開するマイセンの「音体験」を楽しんでいただける内容です。

会期

平成20年2月13日(水)18時30分 開演(18時開場)

会場 京都国立博物館 平常展示館 講堂
主催 京都国立博物館/読売新聞大阪本社/読売テレビ/日本テレマン協会
出演者

  延 原 武 春
  お 話 し
(日本テレマン協会/代表)
バロックからベートーヴェンまでの18世紀音楽を専門とする指揮者。1963年にバロック音楽を啓蒙することを活動の大きな柱としてテレマン・アンサンブル(現・テレマン室内管弦楽団)を創設。彼らを率いて「大阪文化祭賞」をはじめ「文化庁芸術祭 優秀賞」(関西初)等の数々の賞を受賞。なかでも1986年の「第17回サントリー音楽賞」(関西初)の受賞は、国内に於けるこの団体の評価を決定的なものにした。世界的な音楽家との交流も広く、世界的トランペット奏者のM.アンドレや、イ・ムジチ全盛期のコンサートマスター、F.アーヨ(レコーディングにも参加)をはじめ、数々のアーティストとの共演を行っている。1982年には、ベートーヴェンの交響曲第9番を初演当時の編成で演奏。ベートーヴェン当時のメトロノームのテンポ指定に基づいた、延原の新鮮な解釈は画期的な試みとして迎えられた。J.E.ガーディナーやC.ホグウッドら古楽系の指揮者がこぞって演奏テープを自国に持ち帰ったことは有名。ライプツィヒのゲヴァントハウス・バッハ・オーケストラをはじめ、様々なオーケストラより招聘を受け、国内においてもオーケストラアンサンブル金沢や九州交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団などとも共演。オーボエ奏者としての活動も積極的でバロックからJAZZやポップスにいたるまで幅広いレパートリーでステージを展開している。



  高 田 泰 治
  フォルテピアノ
フォルテピアノを中心にチェンバロ、ピアノの三つの鍵盤楽器を弾き分ける若手奏者。 2003年9月23日神戸新聞松方ホールにてチェンバロ、フォルテピアノ、ピアノの3つの鍵盤楽器を引き分けるという日本初の公演を行う。この企画はその後もあたためられ、2006年10月には日本テレマン協会の定期演奏会としていずみホール(大阪)で開催。同協会ソリストとして正式にデビューを果たす。
最近注目されているのは中野振一郎とのデュオ。2005年および2007年の東京文化会館における公演はいずれも「中野のポジティブな“攻め”に見事に答える高田の“対応”が聴きものだった」(「音楽の友2005年10月号」)、「卓越したテクニックを披露しつつ、音楽的な感興の豊かなデュオを聴かせた」(「音楽の友2007年9月号」)と絶賛される。デュオのCDも2007年6月に株式会社マイスターミュージックのムジカフマーナレーベルよりリリースされた。また高田の特質として「個々の楽器がもつ音の特性を探求する」という点があり、そういった彼のセンスをもとに「復元ピアノ」の公演も増えている。現在は定期的にドイツへ赴き、フォルテピアノをミュンヘン音楽大学のクリスティーネ・ショルンスハイムに師事。



  大 谷 史 子
  ヴァイオリン
テレマン室内管弦楽団及びコレギウム・ムジクム・テレマン、ヴァイオリン奏者。これまでに同協会のマンスリーコンサートや定期演奏会においてはもちろん、様々な公演においてソリストを務め、好評を博してきた。京都市立芸術大学音楽学部卒業。在学中は岸邊百百雄氏に師事する。その後ウィーン国立音楽大学において、E.メルクス氏のクラスで研鑽を積む。在欧中はカペラ・アカデミカ・ウィーン、ルモンド・クラシコなどの演奏活動に参加している。バロック・ヴァイオリンをE.メルクス及びS.スタンデイジの各氏に師事。ソロ活動としては1999年に大阪倶楽部にて、2003年にはイシハラホールにてソロリサイタルを開いている。ウィーン仕込みの彼女のサウンドには古典派の響きがあるのが特徴。

曲目  F.J.ハイドン
    /3つのソナタ
     第40番 ト長調  Hob.]Y−40
     第41番 変ロ長調 Hob.]Y−41
     第42番 ニ長調  Hob.]Y−42

 W.A.モーツァルト
    /ソナタ 第3番 変ロ長調 K.281(189f)
    /ヴァイオリン・ソナタ ト長調 K.301
                        ほか
※曲目は都合により変更されることがあります。

入場料 座席指定 S席 3,000円、 ペア席 5,000円
(平常展入場券付き)
チケット販売 1月16日(水)より開始

○ご来館の方への窓口販売
 販売場所 京都国立博物館 南門観覧券売場(七条通側)
 販売時間 開館日の閉館30分前まで
      (ただし、第2・第4土曜日は無料観覧日のため販売いたしません。)

○予約販売
 ●電話 075−531−7504(京都国立博物館総務課事業推進係)
  受付は、月〜金曜日の10:00〜17:00(祝日は除く)
 ●WEBからの申込み http://www.kyohaku.go.jp
  バレンタインコンサートの申込み画面より必要事項を入力してください。

○支払い方法
   予約後1週間以内に郵便局備え付けの青色振替用紙にて、チケット代金をお支払いください。(振替手数料は申込者負担)
    (加入者名)京都国立博物館
    (口座番号)00920−1−135595
   通信欄には、「バレンタインコンサート・○枚」とご記入ください。
   期間内にお支払いがない場合は無効とさせていただきますのでご了承ください。

注)チケットの払い戻し及び再発行はいたしません。
  車いすをご利用の方は、お申込みの際にお申し出ください。
  就学前のお子様のご同伴、ご入場はご遠慮ください。
  ご記入いただく個人情報は、当館イベント活動以外には使用いたしません。