復興と近世文化の開花

 
 京都の日蓮法華宗は、町衆といわれる上層町人階級によって支えられ、そこから日本の美術をリードする文化が生み出されました。狩野元信、長谷川等伯、本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳、尾形乾山といった芸術家たちが、みな法華の信者であったことは意外と知られていません。生み出された作品は、信仰とは無関係なようでいて、その造形に対する姿勢や精神は深い奥底で繋がっています。ここでは、京都町衆と法華と京都文化とのつながりを再確認します。
国宝 舟橋蒔絵硯箱 本阿弥光悦作 東京国立博物館蔵
(10月10日から11月3日まで展示)