法華文化の展開
天台宗でも重要な信仰対象である『法華経』は、平安時代以降広く信仰を集め、優れた法華美術を生み出すことになりました。若き日に比叡山で修学した日蓮は、『法華経』を第一とする信仰に到達し、日蓮法華宗は、伝統的法華文化を継承する一方、独自の教義に基づいた新しい宗教文化を力強く形成していきました。ここでは、日蓮法華文化における伝統と革新の両面を紹介します。
重要文化財 金銅蓮華唐草文透彫経箱 京都・要法寺蔵