これまでの展示

特集陳列 雛まつりと人形
2016年2月27日 ~ 2016年3月21日

雛まつりは古くから行われているように思われがちですが、人形を飾ってこの日を祝うようになったのは、江戸時代の初めとされています。当時の雛人形には、流行したと考えられる時代の元号を冠して呼ばれる寛永雛(かんえいびな)・享保雛(きょうほびな)や、考案した人形師の名を付けたという次郎左衛門雛(じろざえもんびな)、江戸で誕生した古今雛(こきんびな)、公家の装束を正しく写した有職雛(ゆうそくびな)などがあります。この展示では、各種の雛人形が勢ぞろいします。雛人形の変遷をご覧ください。あわせて、現代では見られなくなった、御殿の中に内裏雛や官女を飾る、関西風の御殿飾り雛をご紹介します。かつての華やかな雛の節供の姿をお楽しみください。

京人形を楽しむための鑑賞ガイド「雛まつりと人形」

主な展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵  
  御殿飾り雛 1式    
  御殿飾り雛 1式 京都国立博物館 祐森隆英氏寄贈
  天児 1躯    
  這子 1躯 京都国立博物館  
  犬張子 1対 京都国立博物館 入江波光コレクション
  立雛 1対 京都国立博物館  
  寛永雛 1対    
  古式享保雛 1対 京都国立博物館  
  享保雛(大内雛) 1対 京都国立博物館 音声ガイド
  五人囃子 1式 京都国立博物館 入江波光コレクション
  次郎左衛門雛 1対 京都国立博物館 入江波光コレクション
  古今雛 1対 京都国立博物館 玉城芳江氏寄贈
  有職立雛(狩衣姿) 1対 京都国立博物館  
  有職雛(直衣姿) 1対    
  稚児雛 1対    
  室町雛 1対    
  嵯峨人形 犬 1躯 京都国立博物館  
  嵯峨手人形 各種    
  嵯峨人形 各種 京都国立博物館ほか  
  御所人形 各種 京都国立博物館ほか  
  御所人形 三人相撲 3躯 京都国立博物館  
  御所人形 相撲 1対 京都国立博物館  
  御所人形 唐子 3躯 京都国立博物館  
  御所人形 宝車曳き 1躯 京都国立博物館  
  御所人形 馬乗り唐子 2躯    
  衣裳御所人形 力士 各種 京都国立博物館ほか  
  賀茂人形 各種 京都国立博物館ほか  
  衣裳人形 各種 京都国立博物館 入江波光コレクション

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。
*この展示では、音声ガイドが特別版と通常版の2種類ございます。料金、内容等に違いがございますのでご注意ください。

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