これまでの展示

狩野派の扇絵
2016年7月20日 ~ 2016年8月21日

エアコンなどの普及に伴い使うことがめっきり少なくなった扇ですが、昔は嘉礼の贈答品として膨大な数が作られました。それらにはたいてい絵があらわされ、さまざまな画題が駆使されました。まさに扇絵は携帯用の、小さな美術品であったといえましょう。
そんな扇絵の制作に主導的な役割を果たしたのが狩野派です。とくに二代目・元信(一四七七~一五五九)の時代には扇絵工房を主宰し、膨大な数の扇絵を世に送り出したことが知られています。ここでは、そうした狩野派の手になる扇絵の優品をご紹介しましょう。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵
重美 扇面貼交屏風 狩野派ほか 6曲2隻 南禅寺
  扇面散らし屏風 狩野派ほか 6曲1双 京都国立博物館 音声ガイド
  観瀑図扇面 狩野正信筆 1幅  
  枯木に双雀図扇面 州信印 1幅  
  鴛鴦図扇面 元久印 1幅  
  蝦蟇仙人図扇面 昌安印 1幅  
  叭々鳥図扇面 信俊印 1幅  

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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