「大出雲展」の印象を園児が描いてくれました

京都国立博物館の近所にある昭和保育園のひまわり組(年長組)の園児が、9月7日に「大出雲展」を鑑賞し、展覧会の印象を描いてくれました。博物館の庭園がお散歩コースでもある保育園ですが、ほとんどの園児にとって展覧会場に入るのは初めての経験。
子どもの目に映った「大出雲展」は、どんな世界だったのでしょうか。


神殿模型

青空にそびえる神殿や、自分たちが登っているところを想像して描いてくれました。みんなで神殿模型を見た思い出だけでなく、模型の上にあった神官の人形や照明など、展示の様子まで描いてくれました。

神殿模型 青空の下の神殿 神殿を見ているところ 上っているところ


神殿模型 神殿模型 神殿模型


神殿模型 神殿を見ているところ


動物埴輪

埴輪の表面のヒビ(出土破片を接合した跡)や、鹿の顔など、細かいところまでよく観察して描いています。動物埴輪が生き生きと動きまわっているところや、一緒に遊んでいるところも想像して描いてくれました。

鹿埴輪 ひび割れのあと 動物埴輪 動物埴輪


埴輪が歩いた軌跡 動物埴輪 鹿埴輪 動物埴輪


仏像

後半に展示してあった仏像も大人気でした。顔や手がたくさんある十一面観音や、大きな薬師如来を見て驚いている様子を描いてくれました。螺髪や白毫、薬壺など、仏さまの特徴や持ち物も、とても興味を持って観察し、描いてくれました。

十一面観音を見て驚いているところ 薬師如来 薬師如来を見て驚いているところ


いろいろな展示物

展示室を歩き回った思い出や、作品を見た順番なども描いてくれました。明るく光る展示ケースの中に、初めて見るものがたくさん並んでいたことが、とても印象に残ったようです。銅鐸や銅剣、勾玉のほかに、可愛らしい模様の蒔絵の箱や、鉄砲などの御神宝も人気でした。

手箱と照明 いろいろな展示物 銅鏡と勾玉
博物館の中を歩いた道順 薬師如来 手に薬壺を持っている。頭上の円は光背。 見た順番
鉄砲と手箱内の櫛、勾玉など いろいろな展示物 いろいろな展示物
ケース内で照らされている展示物を見ているところ

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