第12回 少年少女博物館くらぶ 報告
- 日時
- (1) 2013年8月6日(火)
(2) 2014年8月9日(金)
※午前10時30分より1時間程度、両日とも内容は同じ - 会場
- 特別展示館 展示室
- 講師
- 京都国立博物館研究員 水谷亜希
- 対象
- 小中学生
- 参加者
- 6日 子ども27名、大人11名(計38名)
9日 子ども15名、大人15名(計30名)
内容のご紹介
今回ははじめに、いつもより広々としたエントランス・ホールに集合し、展示作品にもある「貝合せ」で、実際に遊びました。「神経衰弱のような遊び?」と予想してくれた子もいましたが、実は貝合せは、貝殻の模様や大きさを見比べて、ペアを探すゲームなのです。貝合せに使う蛤(はまぐり)の貝殻は、もともと一緒だった殻としか合いません。「地貝(じがい)」をぐるりと並べた中に「出貝(だしがい)」を一つずつ出し、ペアを探します。
今回使用した貝合せの道具は、職員の手作りです。
作品に興味を持ってもらうために、貝の内側には、「遊び」展の展示作品の写真を貼りました。
貝合せで遊んだあとは、会場入り口で「博物館での約束」を確認して、「遊び」展を見に行きます。展示室では、絵の中に描かれた遊びを見つけたり、どんな時に使う道具かを想像したりしながら、気付いたことを話してもらいました。
展覧会の会場をひとめぐりした後、参加者には特製のお土産をお配りしました。貝合せの遊び方・作り方を記したプリントと、「玩具船のペーパークラフト」などのセットです!