番組のご紹介

国宝 釈迦金棺出現図 ─奇跡の瞬間 驚愕と歓喜─

釈迦が現世で起こした奇跡の場面を描いた平安時代の傑作「国宝 釈迦金棺出現図」。超高精細映像で、その特徴的な構図や、豊かな色彩、截金(きりかね)・裏彩色(うらざいしき)等の高度な表現技法に迫ります。
また、現在では失われている色彩や線を、顔料などの詳細な調査を基に、最新のデジタル復元技術を駆使して再現し、当時の姿を鮮やかに蘇らせます。

天橋立図の謎 ─雪舟が描いた絶景─

上空約1000mという俯瞰の視点で描かれたとされる「国宝 天橋立図」の見どころを、そこに描き込まれた寺社・史跡の現在の実写映像や空撮映像との比較を交えて紹介します。
また、超高精細ならではの細密な映像により、絵の中に入りこむような感覚で、臨場感豊かな「天橋立図」の構成や筆法の特徴に迫ります。

藤原氏の経筒と経箱 ─平安貴族の祈りと栄華─

金峯山(きんぷせん)参詣の際に藤原道長によって埋納された経筒「国宝 金銅藤原道長経筒」と、その後に埋納された経箱(「国宝 金銀鍍双鳥宝相華文経箱」「国宝 金銀鍍宝相華文経箱」)を、金峯山や比叡山延暦寺の実景映像や「御堂関白記」の歴史資料とともに取り上げ、その歴史的・美術的価値に迫ります。
また、経筒や経箱の表面に刻まれた願文(がんもん)や文様を細部までクローズアップし、そこに込められた思いや、平安の宮廷文化における浄土への願いを紹介します。

京のきもの ─みやこびとが育んだ美と技─

織り、染め、繍箔(ぬいはく)など、衣装における多彩な伝統の技と美を、日本の繊維産業の中核をなす京都・西陣などに活躍する現代の職人の高度な技術とともに紹介します。
また、超高精細映像により、肉眼ではとらえにくい繊維の質感や高度で繊細な技など、細部にいたる魅力に迫ります。

よみがえる風景 ─大徳寺大仙院の襖絵─

かつて大徳寺大仙院のために描かれ、現在は、掛幅の状態で京都国立博物館に寄託されている32面に及ぶ障壁画を、最新のVR技術により方丈の空間にダイナミックに再現。作品の描かれた経緯や画風の違い、見どころなどを、臨場感・没入感ある映像でじっくり紹介します。

京都国立博物館 Twitter

新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のためのお願い

ご来館くださる皆様へ
京都国立博物館からのお願い

↑ ページのトップへ