これまでの展示

四天王と毘沙門天
2022年1月 2日 ~ 2022年3月21日

四天王とは、東方をまもる持国天を筆頭に、南方の増長天、西方の広目天、北方の多聞天の4躯の守護神たちです(日蓮宗の寺院では、増長天と広目天が逆になることもあります)。そのなかでも多聞天は、いわばリーダー格といえるでしょうか。単独の尊格としても信仰を集め、その際には毘沙門天ともよばれます。講演会などでは、グループ活動とソロ活動では芸名がちがう、というたとえばなしをして説明をしています。四天王、毘沙門天ともに戦勝祈願などに効力があるとされますが、毘沙門天は七福神のひとつとして財宝神としても信仰されています。今回の特集では、さまざまな願いのこめられた造形を、ぜひご覧ください。

展示作品リスト【四天王と毘沙門天】

指定 作品名 員数 所蔵  
国宝 四天王立像のうち 多聞天立像 1躯 京都・浄瑠璃寺
重文 四天王立像 4躯 文化庁
双身毘沙門天立像 1具 岐阜・長福寺
毘沙門天立像 1躯 京都・妙傳寺(八瀬)
毘沙門天立像 1躯 京都・妙傳寺(八瀬)
行道面 毘沙門天 1面 京都・国分寺
四天王立像 4躯 京都・浄福寺
重文 毘沙門天立像 1躯 京都・宝生院
重文 毘沙門天立像 1躯 京都・誓願寺
広目天立像 1躯
毘沙門天立像 1躯 京都・福林寺

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(展示期間のみ・有料・館内で貸し出し)。

日本の彫刻
2022年1月2日 ~ 2022年3月21日

江戸時代までの日本の彫刻はほとんどが宗教的なものです。仏教を本格的に受容した7世紀以来、仏像の製作が盛んになりましたが、姿形はインドから中国を経由して伝わったため、それらの国の影響を受けています。
その中で日本彫刻の特色は、木を用いたものが多いこと、それに伴って寄木造、玉眼等独特の技法を発達させたことが挙げられます。
それぞれの時代に大陸の影響を受けて日本化することを繰り返したため、仏像の作風はさまざまです。

展示作品リスト【日本の彫刻】

指定 作品名 員数 所蔵  
重文 如意輪観音半跏像 1躯 京都・廬山寺
国宝 五智如来坐像 5躯 京都・安祥寺
地蔵菩薩立像 1躯 京都・常念寺

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

京都国立博物館 Twitter

新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のためのお願い

ご来館くださる皆様へ
京都国立博物館からのお願い

↑ ページのトップへ