これまでの展示

日本の彫刻
2018年12月18日 ~ 2019年3月17日

江戸時代以前の日本の彫刻はほとんどが宗教的なものです。仏教を本格的に受容した7世紀以来、仏像の製作が盛んになりましたが、姿形はインドから中国を経由して伝わったため、それらの国の影響を受けています。その中で日本彫刻の特色は、木を用いたものが多いこと、それに伴って寄木造、玉眼等独特の技法を発達させたことが挙げられます。それぞれの時代に大陸の影響を受けて日本化することを繰り返したため、仏像の作風はさまざまです。

展示作品リスト【日本の彫刻】

指定 作品名 員数 所蔵  
  金剛力士立像 2躯 京都国立博物館
  梵天立像 1躯 京都・元慶寺
  帝釈天立像 1躯 京都・元慶寺
重文 宝誌和尚立像 1躯 京都・西往寺 音声ガイド
重文 五智如来坐像 5躯 京都・安祥寺 音声ガイド
重文 如意輪観音半跏像 1躯 京都・廬山寺 音声ガイド
  地蔵菩薩立像 1躯 京都・常念寺 音声ガイド
重文 獅子・狛犬 1対 和歌山・丹生都比売神社
  板彫十二神将のうち亥神 1面  
  大黒天立像 清水隆慶作 1躯  
  毘沙門天立像 1躯 京都・妙傳寺(八瀬)
重文 大将軍神坐像 1躯 京都・大将軍八神社
重文 善妙神立像 1躯 京都・高山寺
阿弥陀如来坐像(来迎印)
(1月22日~3月17日展示予定)
1躯 京都国立博物館
阿弥陀如来坐像(定印)
(1月22日~3月17日展示予定)
1躯 京都国立博物館

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
※1月22日~3月17日の期間、「五智如来坐像」は2躯の展示となります。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

中国の仏像
2018年12月18日 ~ 2019年3月17日

日本の仏像の源流のひとつでもある中国の仏像を、特集して展示いたします。製作された時代は、十六国時代の4世紀から、元~明時代の15世紀まで、素材も木、銅、土(タイル)のほか、日本には比較的少ない石製のものまで、バラエティあふれる品々です。また、像の種類としても、如来、菩薩、天部像だけではなく僧侶の姿をした珍しい像もあります。日本の仏像とはどこか異なるエキゾチックな雰囲気を感じていただけましたら幸いです。

展示作品リスト【中国の仏像】

指定 作品名 員数 所蔵  
  僧形坐像 1躯 京都・善願寺
  観音菩薩坐像 1躯 京都・仁和寺  
  菩薩坐像 1躯 京都国立博物館
(須磨弥吉郎氏収集・須磨良子氏寄贈)
 
重美 観音菩薩坐像 1躯 京都国立博物館  
  浮彫飛天像 1躯 京都国立博物館
(須磨弥吉郎氏収集・須磨未千秋氏寄贈)
 
  四面仏像 1躯 京都国立博物館
(須磨弥吉郎氏収集・須磨未千秋氏寄贈)
 
  如来坐像 永昌元年銘  1躯 京都国立博物館  
  石碑像 永淳元年銘 1躯 京都国立博物館
(須磨弥吉郎氏収集)
 
  阿弥陀三尊像龕 顕慶四年銘 1躯 京都国立博物館  
  如来立像 1躯 京都国立博物館 音声ガイド

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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