これまでの展示
- 「皇室ゆかりの名宝」関連 宮廷の装束
- 2016年2月 3日 ~ 2016年3月13日
日本に大和朝廷が誕生し、各種の制度が整えられていく上で、手本とされたのは中国を頂点とする大陸の文化でした。宮中の服制もまた、隋や唐にならって整備されましたが、平安時代を迎えると、貴族たちは日本の自然環境に順応した生活様式を形成します。いわゆる和様化です。
このたびの展示では、束帯や五衣裳唐衣装束(十二単)に代表される日本の宮廷装束の伝統を、天皇家や宮家ゆかりの装束を中心に紹介いたします。
展示作品リスト
指定 | 作品名 | 員数 | 所蔵 | |
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御引直衣 白地小葵文様綾 | 1領 | 円通寺 | ||
御金巾子冠 | 1頭 | 円通寺 | ||
有職雛(小直衣姿) | 1対 | |||
黄櫨染御袍 大正天皇着用 | 1領 | |||
小葵文様下襲 大正天皇着用 | 1領 | |||
窠に霰文様表袴 霊元天皇着用 | 1腰 | 京都国立博物館 | ||
繁菱文様単 霊元天皇着用 | 1領 | 京都国立博物館 | ||
小葵文様小直衣 有栖川宮幟仁親王着用 | 1領 | 京都国立博物館 | ||
三重襷文様直衣 有栖川宮幟仁親王着用 | 1領 | 京都国立博物館 | 音声ガイド | |
雲立涌文様指貫 | 1腰 | 京都国立博物館 | ||
入子菱に小菊窠文様表着 秩父宮勢津子妃着用 | 1領 | 京都国立博物館 | 音声ガイド | |
打衣 秩父宮勢津子妃着用 | 1領 | 京都国立博物館 | ||
松立涌文様五衣 秩父宮勢津子妃着用 | 1領 | 京都国立博物館 | ||
幸菱文様単 秩父宮勢津子妃着用 | 1領 | 京都国立博物館 | ||
長袴 秩父宮勢津子妃着用 | 1腰 | 京都国立博物館 | ||
藤襷に小葵つなぎ尾長鳥丸文様袿 秩父宮勢津子妃着用 | 1領 | 京都国立博物館 | ||
幸菱文様単 秩父宮勢津子妃着用 | 1領 | 京都国立博物館 | ||
切袴 秩父宮勢津子妃着用 | 1腰 | 京都国立博物館 | ||
雪洞 秩父宮勢津子妃所用 | 1握 | 京都国立博物館 | ||
履 秩父宮勢津子妃着用 | 1足 | 京都国立博物館 | ||
亀甲つなぎに雲鶴丸文様唐衣 東伏見宮周子妃着用 | 1領 | 京都国立博物館 | ||
桐竹鳳凰文様裳 東伏見宮周子妃着用 | 1腰 | 京都国立博物館 |
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。