これまでの展示

染めと織りの色 金と銀
2016年12月13日 ~ 2017年1月29日

 いにしえから財宝として珍重された金と銀。身のまわりを金銀で飾りたてようとする欲望は、時代や地域を超え、人類に共通するものです。光の輝きを宿す色である金と銀は、金属からしか得ることができません。そのため、絹や麻といった柔らかい素材から成る染織品に、金属という硬質な素材を組み合わせる必要がありました。その代表的な例が、金属箔を生地に貼り付ける摺箔と、金属そのものや金属箔を利用した金銀糸です。
 金銀のきらめきをまとうため、人々が編み出したさまざまな工夫をご覧ください。

主な展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵  
作土形草花文様金襴(鶏頭金襴) 1裂 京都国立博物館 音声ガイド
牡丹唐草文様金襴 1裂 京都国立博物館
唐草段文様銀蒙流 1裂 京都国立博物館
白地花鳥吉祥文様腰巻 1裂 京都国立博物館
赤地小花段鋸歯文様腰巻 1裂 京都国立博物館
重文 紫地段に花菱円草花文様小袖 1領 平野美術館
重文 染分地松皮菱段小文様小袖 1領 京都国立博物館 音声ガイド
紺地曳舟文様小袖裂 9裂
黒地桐紋入花唐草文様小袖裂 1裂
紺地文字入梅樹雪景文様小袖 1領 京都国立博物館
染分地文字入扇面桜・橋に松竹梅文様小袖 1領 京都国立博物館
紅地石畳に桜折枝文様唐織 1領 京都国立博物館
白地鉄線唐草に檜扇文様摺箔 1領 京都国立博物館

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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