これまでの展示
- 夏のきもの 単衣(ひとえ)と帷子(かたびら)
- 2018年7月19日 ~ 2018年9月 2日
蒸し暑い日本の夏をしのぐために、古来人々は夏の着衣に工夫をこらしてきました。初夏から盛夏やがて初秋へ、移ろいゆく気候に応じて衣を替え、その季節ならではの装いを楽しんだのです。夏のきものといえば、単衣と帷子。いずれも、裏地を付けない単仕立ての衣料で、初夏と初秋に着用する絹地を単衣、盛夏に着用する麻地を帷子と称します。涼を得るために、色や文様にも工夫を凝らした夏のきものに、時節を楽しむ日本人の姿をご覧ください。
展示作品リスト
指定 | 作品名 | 員数 | 所蔵 | |
---|---|---|---|---|
松原曳網文様帷子 (淡紅麻地 友禅染) |
1領 | 京都国立博物館 | ||
七夕文様帷子 (白麻地 友禅染) |
1領 | 京都国立博物館 | ||
合歓木燕文様振袖単衣 (紫絹縮地 繡) |
1領 | 京都国立博物館 | 音声ガイド | |
梅に箙文様帷子 (白麻地 友禅染・繡) |
1領 | 京都国立博物館 | ||
御所解(鼓瀧)文様振袖単衣 (萌葱絹縮地 染・繡) |
1領 | 京都・仁和寺 | ||
御所解(八橋)文様帷子 (白麻地 染・繡) |
1領 | 京都国立博物館 | ||
御所解(鵜飼)文様帷子 (淡浅葱麻地 染・繡) |
1領 | 京都国立博物館 | ||
御所解(菊慈童・砧)文様帷子 (白麻地 染・繡) |
1領 | |||
注連縄に海老文様帷子 (白麻地 染・繡) |
1領 | 京都国立博物館 | 音声ガイド | |
文字入楓に時雨文様帷子 (白麻地 染・繡) |
1領 | |||
冬田に落雁文様単衣 (藍鉄絽地 染・繡) |
1領 | 京都国立博物館 |
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。