これまでの展示

室町時代の金工Ⅱ
2020年1月 2日 ~ 2020年2月 9日

室町時代は今日まで続く日本の文化の揺籃期とも言えます。平安時代にみやこで生まれた公家の文化と、鎌倉時代に東国で生まれた武家の文化を融合させ、そこに大陸の最先端を加えた室町文化は、鎌倉幕府の滅亡から南北朝の動乱期を経て、室町幕府の安定期、政争渦巻くみやこの騒乱と群雄割拠の戦国時代へ続く240年の間に育まれました。この展示では、北山文化・東山文化に代表される中央の上流文化のみならず、京都の荒廃を期に各地へ伝播した地方文化を含めて室町時代の金属工芸作品を紹介いたします。
第二弾は茶の湯に用いられる釜の名品を展示いたします。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵  
重美 闘鶏図真形釜
(立田釜)
1口 京都・芳春院
重美 住吉図真形釜 1口
重美 竹鷺図肩衝釜 1口
大雲院釜 1口 京都・大雲院
肩衝尾垂釜 1口 京都・両足院
香炉釜 1口 京都・霊洞院
重文 浜松図真形釜 1口 文化庁 音声ガイド
重文 霰地真形釜 1口

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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