これまでの展示

美しき七宝
2020年2月11日 ~ 2020年2月26日

2020年3月15日(日)までの展示を予定していましたが、新型コロナウィルス感染症対策本部での政府方針を踏まえ、2020年2月26日(水)までの展示といたしました。全館休館のお知らせ

七宝は金属の表面にガラス釉薬(ゆうやく)を焼成し彩色する技法で、中東やヨーロッパ、中国では紀元前から行われていたといわれています。日本でも飛鳥時代7世紀頃には中国の影響を受け、七宝が行われましたが、その後いったん衰退します。一方中国では継続して行われており、特に明時代以降は多くの製品が日本にももたらされ、桃山時代から中国趣味を好む人々の間で愛好されました。こうした中国製品を模倣しての製作が日本でも行われ、七宝製作は江戸時代に再び盛んとなります。
華麗な七宝によって彩られた「うつわ」の数々をご覧ください。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 区分  
七宝蓮華形香炉 1合
七宝花鳥文面盆 1枚 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
音声ガイド
七宝鶴蓮華文面盆 1枚 京都・檀王法林寺
七宝麒麟唐花文面盆 1枚 京都・両足院
七宝花鳥文皿 1枚
七宝雉形香炉 1合 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
音声ガイド
七宝唐花唐草文天目台 1基 京都国立博物館
七宝唐花唐草文鉢 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
七宝宝尽文菓子器 1合 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
音声ガイド
七宝龍鳳凰文水注 1口
七宝草花蝶鳥文湯沸 1口
七宝獣文水指 1口
七宝唐花文手付盆 1枚 京都国立博物館 音声ガイド
七宝桜文燭台 1対
七宝双鳳牡丹文燭台 1対
菊花散文銚子 七宝柄・蓋付 2口 京都国立博物館
七宝花唐草文盃 5口

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説をお聞きいただけます(有料・館内で貸し出し)。

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