これまでの展示
- 仏具のかがやき
- 2016年8月 9日 ~ 2016年10月 2日
仏教では仏像や堂内を装飾する荘厳具や供養具、僧侶が身に携える僧具、儀式などで打ち鳴らされる梵音具など、いろいろな道具が用いられました。その中には金銀銅鉄などを材質とするものが少なくありません。堅固であることから一見加工が容易でない金属も、実は多種多様な技法に応じる素材であり、いったん成形すれば耐久性にとみ、打てば清澄の音色を発します。何より金属の硬質感と輝きは、仏を讃嘆する大きな効果を持っていました。各種の技巧を駆使して制作された、金工仏具の代表作ともいうべき名品の数々をご紹介します。
展示作品リスト
指定 | 作品名 | 員数 | 所蔵 | |
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重文 | 金銅蓮唐草透彫経筥 | 1合 | 要法寺 | |
金銅大壇具 | 1式 | |||
国宝 | 金銀鍍透彫華籠 | 2面 | 神照寺 | |
重文 | 金銅透彫華鬘 | 2面のうち1面 | 神照寺 | |
重文 | 金銅種子華鬘 | 1面 | 奈良国立博物館 | |
銅独鈷杵 | 1口 | 聖衆来迎寺 | ||
金銅三鈷杵 | 1口 | 石清水八幡宮 | ||
重美 | 金銅五鈷鈴 | 1口 | 京都国立博物館 | ![]() |
重文 | 金銅錫杖頭 | 1柄 | 京都国立博物館 | ![]() |
重文 | 銅錫杖頭 | 1柄 | 壬生寺 | |
金銅密観宝珠舎利容器 | 1基 | 禅林寺 | ||
重文 | 金銅火焔宝珠形舎利塔 | 1基 | 仁和寺 | |
金銅宝篋印塔 | 1基 | 京都国立博物館 | ||
金銅装笈 | 1背 |
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。