これまでの展示

七宝のうつわ
2018年7月18日 ~ 2018年9月 2日

七宝は金属の表面にガラス釉薬(ゆうやく)を焼き付け文様を表す技法で、中東やヨーロッパ、中国では紀元前から行われていたといわれています。日本でも奈良時代七世紀頃には中国の影響を受け、七宝が行われましたが、その後いったん衰退します。一方中国では継続して行われており、特に明時代以降は多くの製品が日本にももたらされ、中国趣味を好む人々の間で愛好されました。こうした中国製品を模倣しての製作が日本でも行われ、七宝製作は江戸時代に再び盛んとなります。
華麗な七宝によって彩られた「うつわ」の数々をご覧ください。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 区分  
七宝蓮華型香炉 1合
七宝花鳥文面盆 1枚 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
音声ガイド
七宝鶴蓮華文面盆 1枚 京都・檀王法林寺
七宝麒麟唐花文面盆 1枚 京都・両足院
七宝花鳥文皿 1枚
七宝雉形香炉 1合 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
音声ガイド
七宝唐花唐草文天目台 1基 京都国立博物館
七宝唐花唐草文鉢 1口 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
七宝宝尽文菓子器 1合 京都国立博物館
(廣海春木氏寄贈)
音声ガイド
七宝龍鳳凰文水注 1口
七宝草花蝶鳥文湯沸 1口
七宝獣文水指 1口
七宝唐花文手付盆 1枚 京都国立博物館
七宝桜文燭台 1対
七宝双鳳牡丹文燭台 1対
菊花散文銚子 七宝柄・蓋付 2口 京都国立博物館
七宝花唐草文盃 5口

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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