これまでの展示

おとぎ草紙絵巻 ─福富草紙と鶴の草紙─
2019年7月 2日 ~ 2019年8月12日

室町時代になると、主人公を貴族に限らない新しい主題の短編物語(おとぎ草紙)が次々に成立し、冊子や絵巻物によって鑑賞されました。その初期作として貴重な優品が、庶民の暮らしに取材した滑稽譚「福富草紙」です。放屁の珍芸をめぐる人々の陽気な表情は、それまでの絵巻にない愉快な魅力にあふれています。また近い時代に作られた「鶴の草紙」も、昔話「鶴の恩返し」に似た筋書きの親しみやすい作品です。現代のマンガ・アニメにも通じる楽しさにあふれた作品をご覧ください。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵  
重文 福富草紙 2巻 京都・春浦院 音声ガイド
  鶴の草紙 伝土佐光信筆 1巻 京都国立博物館
(谷口豊三郎氏寄贈)
音声ガイド

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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