これまでの展示

室町絵巻
2015年1月 2日 ~ 2015年2月 8日

絵巻物は平安、鎌倉時代に最も優れた作品が生み出され、室町時代には衰微したとみなされてきましたが、室町時代には絵巻の制作者と共に享受層も広範化し、上層から庶民階級にわたって広く愛好されました。融通念仏縁起は足利将軍が主体となって繰り返し制作された室町時代前半を代表する絵巻です。是害房絵巻は僧侶が低年齢層のために描いたもので、日高川草紙は道成寺縁起を恋愛譚に発展させたものですが、共に私たちの生活世界の向こう側にある異界を生き生きと描く絵巻です。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵
重文 融通念仏縁起 2巻のうち上巻 禅林寺
重文 是害房絵 2巻 曼殊院
重美 日高川草紙 1巻  

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。

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