これまでの展示
- 宮廷貴族の信仰と美(「京へのいざない」第2期展示)
- 2014年10月15日 ~ 2014年11月16日
平安時代を通じて、「厭離穢土、欣求浄土」の精神を説く浄土教信仰とあわせて、法華経信仰が貴族社会に次第に浸透してゆきました。法華経には造寺造仏、写経などが直接的に悟りをもたらすと説かれており、華麗な仏画、彫刻、装飾経、工芸品といった仏教美術が陸続と生み出されました。また、多種多様な仏教儀礼も営まれました。
本展示の様々な名品にも、極楽往生、現世利益を願う心がこめられています。
展示作品リスト
指定 | 作品名 | 員数 | 所蔵 |
---|---|---|---|
国宝 | 粉河寺縁起絵巻 | 1巻 | 粉河寺 |
国宝 | 法然上人絵伝 巻9 (*1) | 1巻 | 知恩院 |
国宝 | 法然上人絵伝 巻10 (*2) | 1巻 | 知恩院 |
重文 | 法華経巻第五 | 1冊 | |
重文 | 融通念仏勧進状 | 1巻 | 禅林寺 |
平家物語絵巻(御産段) | 1巻 |
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
*1 展示期間:10月15日~11月3日
*2 展示期間:11月5日~11月16日