これまでの展示

姫のすがたと物語絵巻
2017年2月21日 ~ 2017年3月20日

 十二単衣(じゅうにひとえ)を身にまとい、長い黒髪を垂らす貴族女性のすがたは、私たちに王朝の華麗なる世界を想像させてくれます。平安時代には、たとえば著名な《源氏物語絵巻》のように、装飾的な画面の中に麗しい姫のすがたが表されましたが、その構図法や細部への意識は、現代に至るまで美の規範のひとつとして描き継がれることになりました。中近世に読まれた公家の恋愛物語を描いた絵巻にも、この規範は生き続けます。描かれた姫たちの甘美な世界をお楽しみください。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵 音声ガイド
重文 法華経冊子 1冊
為家本三十六歌仙絵断簡 小野小町 1幅 音声ガイド
白描上畳本時代不同歌合絵 一宮紀伊 1幅
中宮物語絵巻 4巻のうち
小町伝絵巻 2巻のうち

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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