これまでの展示
- 肖像図巻
- 2018年1月23日 ~ 2018年2月18日
中国では、帝王や高僧の肖像を描き連ねた図巻は古くから存在しました。一方、日本においては鎌倉時代に肖像制作が活発化したことで、肖像画を連ねて巻物に仕立てる作品も多く作られ始めたと考えられます。巻物の形態で複数の人物を連ねることは、彼らが血統や法統の継承者であると証明する意味をもつこともあり、その作品は家や社寺の歴史を物語る宝物となりました。個々人の容姿だけでなく、図巻ならではの連なりの妙もお楽しみください。
展示作品リスト
指定 | 作品名 | 員数 | 所蔵 | |
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重文 | 公家列影図 | 1巻 | 京都国立博物館 | ![]() | >
重文 | 若狭国鎮守神人絵系図 | 1巻 | 京都国立博物館 | ![]() |
細川家歴代肖像 | 1巻 | 京都・龍安寺 | ||
天子摂関大臣影 森寛斎模写 | 3巻のうち摂関巻 | 京都・曼殊院 |
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。