これまでの展示

弘願(ぐがん)本 ―法然伝と親鸞伝―
2018年2月20日 ~ 2018年3月18日

浄土宗の祖・法然と、その門弟にして浄土真宗の祖・親鸞。かれらの事跡を描いた絵巻物や掛幅は、鎌倉時代における成立以後、内容や表現を変化させながら、後世に至るまで大量に制作され続けました。その中で、奥書に「釈弘願」という人物の名が記されることから、弘願本と通称された絵巻物が存在します。釈弘願は東国を拠点とした浄土真宗の僧とする見解が有力で、絵巻制作の願主か、持ち主と考えられています。同じ弘願本でも法然伝と親鸞伝の絵師は異なりますが、他の作例に比べて特に人物の精彩に富む点が共通します。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵  
重文 法然聖人絵(弘願本) 3巻のうち巻一、巻二 音声ガイド
重文 本願寺聖人親鸞伝絵(弘願本) 4巻のうち巻二 京都・真宗大谷派 音声ガイド

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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