これまでの展示
- 特集陳列「皇室ゆかりの名宝」 門跡寺院の名宝
- 2016年1月26日 ~ 2016年2月21日
京都には、皇室ゆかりの寺院が多数存在します。とりわけ、皇子女や摂家の子女が入寺する門跡寺院は、高い格式を誇り、今日に宮廷文化の余風をとどめています。
本展示では、門跡寺院の寺宝を中心に、皇室ゆかりの名宝をご紹介します。
仁和寺は、真言宗御室派総本山で仁和寺御室と言われ、宇多法皇(867―931)が出家後退隠された地です。雲龍院と悲田院は、真言宗泉涌寺派総本山である泉涌寺の山内寺院です。泉涌寺は、御寺といわれ、近世の歴代天皇陵などがあることで知られています。
青蓮院・三千院・曼殊院は、天台宗五箇室門跡(他は妙法院・毘沙門堂)として尊信されてきました。
その他、皇室の庇護をこうむった寺社も多数あり、京都という古い土地柄を改めて認識させます。
展示作品リスト
指定 | 作品名 | 員数 | 所蔵 | |
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重文 | 孔雀明王像 | 1幅 | 智積院 | ![]() |
重文 | 聖徳太子像 | 1幅 | 仁和寺 | |
十二天像 | 6曲1双 | 雲龍院 | ||
大勝金剛曼荼羅図 | 1幅 | 悲田院 | ||
閻魔天像 | 1幅 | 青蓮院 | ![]() |
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如意輪観音像 | 1幅 | 曼殊院 | ||
児文殊像 伝土佐光重筆 | 1幅 | 三千院 |
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。