これまでの展示
- 瀟湘八景図
- 2015年3月17日 ~ 2015年4月12日
瀟湘八景図とは、景勝地として名高い洞庭湖(中国湖南省)付近の八通りの景観を絵画化したもので、北宋時代の文人画家・宋迪が創始したと伝えられます。八景の内訳は、山市晴嵐・遠(煙)寺晩鐘・漁村夕照・遠浦帰帆・瀟湘夜雨・洞庭秋月・平沙落雁・江天暮雪。いずれもこの地域に限定される風景ではなく、ごくありふれた身近な光景といってよいでしょう。そうした画題としての自由度やバリエーションの豊かさ、そして中国有数の名所への憧れが、わが国で瀟湘八景図が好まれた大きな要因です。
展示作品リスト
指定 | 作品名 | 員数 | 所蔵 | |
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重文 | 瀟湘八景図 相阿弥筆 | 4幅 | 大仙院 | ![]() |
平沙落雁図 思堪筆 | 1幅 | |||
瀟湘八景図 秀盛筆 | 8幅 | 細見美術館 | ||
重美 | 煙寺晩鐘図 単庵筆 | 1幅 | 細見美術館 | ![]() |
山市晴嵐図 雪村筆 | 1幅 | |||
瀟湘八景図 鑑貞筆 | 1幅 |
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。