これまでの展示

初期狩野派
2015年5月12日 ~ 2015年6月 7日

狩野派は室町時代中頃から江戸時代末までの約四百年、わが国の画壇に君臨し続けた絵師集団です。初代の正信(1434~1530)は室町幕府の御用絵師となってその礎を築き、二代目・元信(正信の長男 1477~1559)に至って、流派の体制は確立されました。万人受けする平明で端正な画風と、どんなジャンルの絵も手がけることができる懐の広さ、そして多くの弟子を育成することで迅速に仕事をこなせるという機動力が、狩野派に大いなる繁栄をもたらしたといえましょう。ここでは、正信・元信ら初期狩野派が描く水墨画の名品をご紹介します。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵  
重文 竹石白鶴図屏風 正信筆 6曲1隻 真珠庵  
  文殊菩薩像 正信印 1幅    
  真山水図 元信筆 1幅 京都国立博物館 音声ガイド
  神農図 元信印 1幅 京都国立博物館  
  釈迦・達磨・臨済図 古嶽宗亘賛 1幅 聚光院  
  花鳥図 輞隠印 2幅    
  山水図屏風 輞隠印 6曲1双    

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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