これまでの展示

室町幕府の唐物奉行・相阿弥とその周辺
2018年2月20日 ~ 2018年3月18日

相阿弥(?~1525)は室町幕府の唐物奉行の地位にあり、将軍・足利義政の命で中国の絵画・工芸品の鑑定や購入、展示などを行いました。ちょうど今の学芸員のような役割を担っていたといえましょう。一方、画にも堪能で、とくに牧谿(中国南宋時代の画僧)に学んだ墨の濃淡を駆使した画法は、狩野派や長谷川等伯らにも大きな影響を与えたことが知られています。ここでは、相阿弥の代表作「瀟湘八景図」(大仙院)をはじめ、その流れを汲む単庵や是庵、春鴎斎らの作品も併せ展示しています。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵  
重文 瀟湘八景図 相阿弥筆 4幅 京都・大仙院 音声ガイド
月夜山水図 相阿弥筆 1幅
富嶽図 是庵筆 1幅 京都国立博物館
瀟湘八景図 是庵筆 2幅 京都国立博物館
重美 梅花小禽図 単庵筆 1幅 細見美術館
重美 煙寺晩鐘図 単庵筆 1幅 細見美術館 音声ガイド
山水図 単庵筆 1幅 京都・成相寺
渡唐天神像 春鴎斎筆 1幅

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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