これまでの展示
- 特集展示 京都御所障壁画 紫宸殿
- 2020年1月 2日 ~ 2020年2月 2日
紫宸殿は、内裏(現在の京都御所)の諸殿舎のなかでも最も格式が高い御殿です。古くは日常政務の場でしたが、やがて即位や大嘗会(だいじょうえ)などの重要な儀式も行われるようになりました。
その紫宸殿にある高御座後方に立てられるのが、賢聖障子(けんじょうのしょうじ)です。獅子狛犬と負文亀(ふぶんき)、そして中国殷代から唐代にいたる賢臣32人が描かれるもので、平安時代にさかのぼる歴史があります。
現在の京都御所障壁画の多くは、安政2年(1855)の再建時に新調されましたが、賢聖障子は寛政4年(1792)に制作されたものが残っています(一部に後補あり)。今回の特集展示は、この賢聖障子が9面すべて公開されるたいへん貴重な機会です。
展示作品リスト
指定 | 作品名 | 員数 | 所蔵 | |
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賢聖障子 住吉広行筆 | 9面 | 宮内庁京都事務所 | 音声ガイド |
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。