これまでの展示
- 平清盛没後840年 盛者必衰―『平家物語』と源平の合戦―
- 2022年1月 2日 ~ 2022年2月13日
「祇園精舎の鐘の声…」で始まる『平家物語』は、13世紀の成立とされる軍記物語です。12世紀末に展開された源平合戦の描写を軸として、権勢をほしいままにした清盛ら平家一門の栄華とその滅亡とを描き、後世の文学にも多大な影響を与えました。
琵琶を伴奏して語る平曲や、幸若舞、謡曲など、諸芸能に取り上げられた平家物への愛好を背景として、室町時代に入ると、屏風形式の平家絵が数多く制作されるようになります。特に近世以降は、そこに登場する人物たちに、武士の規範や理想が投影されていたと考えられています。
展示作品リスト
指定 | 作品名 | 員数 | 所蔵 | |
---|---|---|---|---|
平家物語絵巻 | 1巻 | 京都国立博物館 | ||
源平合戦図屏風 | 6曲1双 | 京都・誓願寺 | ||
平治物語図屏風 | 6曲1隻 | |||
大原御幸図屏風 | 6曲1隻 |
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(展示期間のみ・有料・館内で貸し出し)。