これまでの展示
- 遊楽図―逸名の画人たち
- 2015年3月17日 ~ 2015年4月12日
現在を生きる人々の営み、つまり風俗を、日本人は浮世絵誕生のはるか以前から連綿と描き残してきました。なかでも、風俗画が量産された近世初頭には、ときに猥雑ささえも伴う自由で活力に満ちた作品が数多く生まれ、往時の空気を今に伝えてくれています。それらのほとんどは、もはや名前さえも知ることができない画家の手になるもので、しかもその優れた表現力は同時代の著名画家を凌駕するほどです。花の下に集い、あるいは踊り戯れる古人の、その生き生きとした姿をご覧ください。
展示作品リスト
指定 | 作品名 | 員数 | 所蔵 | |
---|---|---|---|---|
重美 | 賀茂競馬図屏風 | 6曲1双 | 音声ガイド | |
花下遊楽図屏風 | 6曲1双 | |||
春秋禽狗遊楽図屏風 | 6曲1隻 | 京都国立博物館 | 音声ガイド | |
風流踊・水掛祝図屏風 | 6曲1双 | 十念寺 |
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。