これまでの展示

花と鳥のパラダイス
2016年2月23日 ~ 2016年3月21日

 かつて日本人は、四季の花が咲き鳥が歌う情景を循環・再生する生命の象徴としてとらえ、そこに理想郷の姿を見ていました。日本で花鳥画が盛行するのは室町時代以降とされますが、自然を愛でる日本人の心持ちはすでに『万葉集』に明らかです。
 ここに並ぶのは、長い日本美術の歴史が生み出した数多の花鳥画のなかでも、指折りの名品と呼び得るものです。文学的意味や博物学的関心をその背景としてもちつつ、そんな「意味」を問うことさえも無力に思えるほどに美しい花鳥画の世界をご堪能ください。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵  
重文 雪汀水禽図屏風 狩野山雪筆 6曲1双   音声ガイド
重美 芙蓉飛雁・寒菊水禽図 円山応挙筆 2幅対    
  百鳥図屏風 長澤蘆雪筆 6曲1双   音声ガイド
  四季草花図屏風 大岡春卜筆 6曲1双 京都国立博物館  

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

京都国立博物館 Twitter

新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のためのお願い

ご来館くださる皆様へ
京都国立博物館からのお願い

↑ ページのトップへ