これまでの展示
- 土佐光起と近世のやまと絵
- 2016年6月14日 ~ 2016年7月18日
室町時代から幕末まで、常に画壇の枢軸として君臨し続けた狩野派。主に武家の御用絵師としてその繁栄を築いた狩野派に対し、宮廷の画事をほぼ独占してきたのが土佐派です。しかし、十五世紀後半の土佐光信以降継承してきた宮廷絵所預の地位を、戦国末期の家系断絶により失ってしまいます。
そんな土佐派の復権を果たしたのが光起です。江戸時代、十七世紀半ばにふたたび宮廷絵所預職に返り咲くと、以降江戸時代を通じて土佐派は同職を維持したのでした。繊細優美さを旨とする、近世やまと絵の神髄をお楽しみください。
展示作品リスト
指定 | 作品名 | 員数 | 所蔵 | |
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重文 | 源氏物語画帖 土佐光吉・長次郎筆 | 4帖のうち | 京都国立博物館 | 音声ガイド |
源氏物語図屏風 土佐光吉筆 | 6曲1隻 | 京都国立博物館 | ||
源氏物語図屏風 伝土佐光吉筆 | 2曲1隻 | |||
土佐光起像 土佐光成筆 | 1幅 | 京都国立博物館 | ||
菊桔梗群鶉図 土佐光起筆 | 1幅 | 京都国立博物館 | ||
伊勢物語図屏風 土佐光起筆 | 6曲1双 | |||
源氏物語葵絵巻 伝土佐光起筆 | 6巻のうち | |||
歌入十二ヶ月図巻 土佐光高筆 | 2巻のうち | 妙満寺 |
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。