これまでの展示

祝いの調度―祭礼図屏風
2017年6月13日 ~ 2017年7月23日

 ほんらい信仰的行事であるところの祭(まつり)は、その祭を眺める見物人の発生を契機として、華やかな行列や芸能にその主体が移っていきます。祭礼図が主眼としてとらえるのも、まさにそうした風流(ふりゅう)であり、群衆が生み出す賑々しい活況です。特に、屏風などの大画面に描かれた祭礼図は、それ自体が強い祝祭性を帯び、まさにハレの場を演出するにふさわしい調度といえましょう。
 京都国立博物館は、この五月に開館120周年を迎えました。その記念すべき年、祝いの調度で皆様をお迎えいたします。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵  
重文 日吉山王祭礼図屏風 4曲1双 檀王法林寺
  祇園祭礼図屏風 海北友雪筆 6曲1隻 八幡山保存会
  祇園祭礼図屏風 6曲1双 京都国立博物館 音声ガイド
重美 賀茂競馬図屏風 6曲1双   音声ガイド

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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