これまでの展示
- 天球院の障壁画
- 2018年1月23日 ~ 2018年2月18日
天球院は、初代姫路藩主だった池田輝政の妹・天球院殿が、寛永八年(1631)に妙心寺山内に建立した塔頭です。天球院方丈を飾る障壁画は、狩野山楽(1559~1635)とその娘婿・山雪(1590~1651)によって制作されました。
建物とともに失われることの多い近世の障壁画にあって、方丈全室にわたり、絵具の鮮やかさもそのままに、制作当初の美しさを保っているのはたいへん珍しいことです。しかも、これらの襖絵は、絵画史上における桃山時代から江戸時代へと移行する、その転換期に位置するきわめて重要な作品群なのです。
展示作品リスト
指定 | 作品名 | 員数 | 所蔵 | |
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重文 | 朝顔図襖 狩野山雪・山楽筆 | 4面 | 京都・天球院 | |
重文 | 竹虎図襖 狩野山雪・山楽筆 | 8面 | 京都・天球院 | |
重文 | 梅花遊禽図襖 狩野山雪・山楽筆 | 4面 | 京都・天球院 | 音声ガイド |
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。