これまでの展示

牧谿とその周辺
2020年1月 2日 ~ 2020年1月26日

日本の水墨画の展開に最も大きな影響を与えた中国の画家の一人が牧谿(もっけい)です。牧谿は南宋時代末期から元時代初期にかけて活動した画僧で、蜀(四川)の人。同郷の無準師範(ぶじゅんしばん)に師事し、西湖の六通寺の開山となりました。淡い墨のみでかたちを描き出す筆法は、中国では一時の流行に終わりましたが、日本では至高の様式とされ、「和尚様(おしょうよう)」といえば、牧谿の画風を指すようになりました。おもに京都で牧谿の筆として珍重されてきた名品をとおして、幽玄の世界をご堪能ください。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵
重文 遠浦帰帆図 牧谿筆 1幅 京都国立博物館 音声ガイド
布袋図(善阿印) 伝牧谿筆 1幅 京都国立博物館 音声ガイド
布袋図摸本 狩野探幽筆 1幅 京都国立博物館
五祖荷鋤図 1幅
朝陽図 東叟元愷賛 1幅 京都国立博物館
重文 玄沙接物利生図 愚極智慧賛 1幅 京都国立博物館
重文 馬祖龐居士問答図  愚極智慧賛 1幅 京都・天寧寺
蘆雁図 伝牧谿筆 1幅
山水図 伝玉澗筆 1幅 京都・大雲院

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(有料・館内で貸し出し)。

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