これまでの展示

清時代の絵画
2022年1月 2日 ~ 2022年2月13日

中国東北部に建国された後金は、1636年に大清と国号を変え、1644年に北京に入り中国統治を果たしました。これが清時代のはじまりです。康熙・雍正・乾隆とつづく3帝の時代に最盛期を実現し、広大な版図を築いた清は、1911年の辛亥革命に至ってその幕を下ろすまで、多彩な文化を醸成していきました。絵画の世界では、宮廷画家を中心に古法を重んじる正統派の山水画や西洋画法を取り入れた写実性の高い絵画が実践される一方、経済発展を背景に江南諸都市において個性豊かな画風が生み出され、近代への道のりを切り拓いていきました。ここでは清時代の多様な絵画の魅力の一端をご紹介いたします。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵  
重美 江山蕭寺図 王時敏筆 1巻 文化庁
廬山高図 徐堅筆 1幅 京都国立博物館
(田能村こま氏・田能村輝氏・
 板倉光世氏・中岡愛子氏寄贈)
花鳥図 陳桐筆 1幅 京都国立博物館
(上野コレクション)
梅花山茶游鴨図 沈銓筆 1幅 京都国立博物館
四季花鳥図 高鈞筆 1巻 京都国立博物館
(野村寿美子氏寄贈)
新篁寒菊図 方薫筆 1幅 京都国立博物館
(上野コレクション)
雲山図 王寅筆 1幅 京都国立博物館
(藤井幸子氏寄贈)
倣米友仁楚山清暁図 王寅筆 1幅 京都国立博物館
(藤井幸子氏寄贈)
墨蓮図 朱昂之筆 1幅 京都国立博物館
(富岡益太郎氏寄贈)

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。
:音声ガイドで解説がお聞きになれます(展示期間のみ・有料・館内で貸し出し)。

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