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明清絵画と京都(「京へのいざない」第2期展示)
2014年10月15日 ~ 2014年11月16日

躍動感あふれる構図の山水画や、清新な印象を与える文人画を生み出した明清の絵画は、宋元絵画につづいて日本にもたらされ、室町時代から江戸時代にかけての絵画に影響を与えました。狩野派の漢画(かんが)や江戸の京画壇で流行した南画(なんが)はその一例です。明治・大正時代以降は、清初の「四王呉惲(しおうごうん)」に代表される中国絵画史の名品が関西実業界の収集家たちの所蔵となりましたが、これは羅振玉(らしんぎょく)ら清朝の遺臣たちと長尾雨山(ながおうざん)や内藤湖南(ないとうこなん)ら京都在住の中国学者との交流がその背景にありました。

展示作品リスト

指定 作品名 員数 所蔵
重美 九段錦図冊 沈周筆 1帖 京都国立博物館
重文 桃李園金谷園図 仇英筆 2幅 知恩院
重文 観音図帖 陳賢筆 隠元隆琦題 1帖 萬福寺
  黄山図冊 石濤筆 1帖 京都国立博物館
重文 花隖夕陽図 惲寿平筆 1巻 京都国立博物館
  倣元四大家山水図 王原祁筆 4幅 京都国立博物館
  梅花図冊 李方膺筆 1帖 京都国立博物館
  平沙秋思図巻 張崟筆 1巻  

展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。

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