これまでの展示
- 近代中国の絵画
- 2014年11月18日 ~ 2014年12月23日
20世紀初頭に中華民国を樹立して共和制国家となった中国は、絵画芸術でも革新的な動きをみせました。広東拠点の嶺南画派(れいなんがは)は、いち早く西洋化した日本を参考にして、西洋画法や表現を取り入れます。その一方で、伝統絵画の再評価を目指す北京の画壇は斉白石(せいはくせき)を見出し、素朴な味わいのある中国画を確立しました。上海では、呉昌碩(ごしょうせき)や黄賓虹(こうひんこう)らが清末の流れを汲んだ清新な作風で人気を博し、洋画家たちも水墨画を描くなど、モダン都市ならではの多彩な展開をみせることになりました。
展示作品リスト
指定 | 作品名 | 員数 | 所蔵 |
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烟江畳嶂図 高剣父筆 | 1幅 | 京都国立博物館(須磨コレクション) | |
楊柳図 陳樹人筆 | 1幅 | 京都国立博物館(須磨コレクション) | |
松竹梅図 呉昌碩筆 | 3幅 | 京都国立博物館(森岡コレクション) | |
仰天窩集錦図巻 黄賓虹他筆 | 1巻 | 京都国立博物館(須磨コレクション) | |
松林山水図 王一亭筆 | 1幅 | 京都国立博物館(多名賀コレクション) | |
松石図 呉湖帆筆 | 1幅 | ||
宋法山水図 斉白石筆 | 1幅 | 京都国立博物館(須磨コレクション) | |
洪濤悲嘶図 劉海粟筆 | 1幅 | 京都国立博物館(須磨コレクション) | |
青緑山水図 張大千筆 | 1幀 |
展示作品及び展示期間は、都合により変更される場合があります。ご了承ください。